刑事弁護に関する解決実績|専門弁護士ガイド
※みずほ中央法律事務所の解決実績の一部です。
守秘義務,お客様の承諾によって,開示できる範囲が異なります。
また,事情を省略する,数値を概算にするなどのデフォルメも含まれます。
※個別的な事情によって生じた実例です。
弁護士に依頼しても同様の結果となるとは限りません。
個別的な事案についての見通しについては,法律相談をご利用ください。
1 無免許運転
<実績|無免許運転,周囲の協力で執行猶予>
あ 事案
Aは2度目の無免許運転をしてしまい,逮捕・起訴されました。
検察官は、2度目なので重い処分で臨むことをAに説明しました。
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い 経緯
すぐに、Aの妻が弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士は被疑者と面会し、内容を確認しました。
弁護方針として、今後は自動車を運転しないことをアピールする方針に決めました。
弁護士は、自動車は売却し、証拠として売買契約書、(名義変更の)登録証明書(車検証)を裁判所に提出しました。
弁護士は、Aの勤務先社長と折衝しました。
勤務先社長に、情状証人として出廷してもらいました。
そして、今後は自動車を使わない部署での勤務にして引き続き雇用することを証言してもらいました。
Aの妻も情状証人として出廷しました。
準備をしっかりと行い,効果的な情状の証言ができました。
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う 解決
判決では、執行猶予が獲得でき、収監されずに済みました。
2度目の執行猶予というのは珍しく,実刑となることが多いのです。
裁判官は、『被告人が将来は自動車を運転することはない』と確信してくれたのです。
2 自動車事故
<実績|逮捕後自暴自棄になったが弁護人の接見で励まされ冷静に対応できた>
あ 事例
Aは、自動車事故を起こし、人に怪我をさせてしまったため、初めて逮捕されることになりました。
Aは自暴自棄になって、『仕事や家族を失っても良い』と考えていました。
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い 経過
Aの家族が弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士がAに面会に行き、家族の声援を伝えました。
Aは、涙を流して喜び、示談に向けて前向きに考え始めました。
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う 解決
弁護士は,傷害の被害者と示談交渉を行いました。
被害者は示談金約20万円を受け取り,宥恕の言葉の入った示談書に調印してくれました。
弁護士は,示談書を検察官に提出し,身柄を解放するよう交渉しました。
最終的に、Aは3日後に解放されました。
<実績|自動車事故で怪我をさせた→被害者が不当な要求→示談不成立だけど不起訴獲得>
あ 事案
Aは自動車を運転中、ミスにより自転車と衝突しました。
自転車運転者Bが軽いケガをしてしまいました。
Bは被害届を警察に提出しました。
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い 経過
すぐにAが弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士はBと示談交渉をしました。
ところが、Bは100万円と、極端に高い示談金を要求しました。
被疑者はその提示額を払えないため、最終的に示談交渉は決裂しました。
弁護士は、被害者の不当な要求経緯を上申書にまとめて検察官に提出しました。
弁護士は検察官に面会し,『ケガが軽微であること、示談が成立しなかった理由はB側にあること』などを強調しました。
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う 解決
検察官は起訴猶予(不起訴)に決定しました。
弁護士の主張どおりに,示談不成立の原因が被害者Bにあることを重視したのです。
3 傷害
<実績|傷害事件で逮捕→示談成立→釈放>
あ 事例
Aは傷害事件を起こしてしまい、逮捕されました。
Aは、長期間勾留され、公判(刑事裁判)を受けることを覚悟していました。
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い 経過
Aの家族が、すぐに弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士は、すみやかに被害者との示談を成立させました。
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う 解決
弁護士が検察官と折衝した結果、すみやかにAは釈放されました。
最終的に、略式起訴にとどまり、罰金刑で済みました。
<実績|傷害事件の被害者との示談成立→身柄釈放>
あ 事案
Aは、酒に酔って他人の家に侵入し、暴れて居住者Bを殴り怪我をさせた上、眼鏡その他の家財を壊しました。
Aは逮捕されました。
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い 経過
家族がすぐに弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士は被疑者の妻と打ち合わせをして、示談金を用意してもらった上で被害者と示談交渉しました。
治療費・眼鏡代・慰謝料として合計50万円を支払う示談が成立しました。
弁護士は検察官に示談書と釈放を求める上申書を提出しました。
弁護士が検察官と折衝し、示談成立をアピールしました。
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う 解決
その結果、Aは釈放されました。
そして,在宅のまま起訴されました。
妻が情状証人として出廷しました。
弁護士が様々な有利な事情を弁論しました。
最終的に、Aは執行猶予を得て、収監されずに済みました。
4 痴漢
<実績|痴漢→逮捕→弁護人が即座に警察官と折衝→釈放(微罪処分)>
あ 事例
Aは泥酔していたため、電車内で女性のお尻を触ってしまいました。
すぐに警察官に連行されました。
翌日一旦返されましたが、警察官からは『後日呼び出して刑事手続を進める』と説明されました。
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い 経過
Aはすぐに弁護士に起訴前弁護を依頼しました。
依頼を受け,弁護士は、事情を詳しく把握しました。
弁護士は、警察署に行き、『泥酔していたこと・態様が軽微であること』をアピールしました。
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う 解決
最終的に微罪処分で済み、検察庁に送致されること自体を未然に防ぎました。