【日本の事業化不足|日本政府×投資|マーケット感覚・構造的現象】
1 日本の行政・霞が関|掛け声は良いが見逃し三振続き
2 日本の政府×マーケット感覚|構造的な現象|現在
3 日本の政府×マーケット感覚|構造的な現象|過去の歴史
1 日本の行政・霞が関|掛け声は良いが見逃し三振続き
日本での新テクノロジーの事業化に,政府が関与する制度があります。
典型的なものは公的な『投資』です。
日本の政府の『投資』への関わりの概要を整理します。
<日本の行政(霞が関)→掛け声倒れ>
あ 掛け声
『日本のジョブズを見つけよう!』
い 現実
『見逃し三振』が続いている
※加藤崇氏;参考情報は末尾記載
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2 日本の政府×マーケット感覚|構造的な現象|現在
日本の政府は,構造的に『マーケット感覚』が乏しい状態になっています。
<日本の政府×マーケット感覚|現在>
あ 背景
ア サービス業の主流化
事業遂行のために巨大資本が必要でない
イ 私有財産制の浸透=資本蓄積・偏在
い 政府の立場
マーケットから遠くなっている
→マーケット感覚に乏しい
→構造的に投資の適性に欠ける
3 日本の政府×マーケット感覚|構造的な現象|過去の歴史
政府がマーケットから遠い,という状況は時代によっては当てはまりません。
過去の歴史における『政府とマーケットの距離』を整理します。
<日本の政府×マーケット感覚|過去の歴史>
あ 戦時中
ア 背景
製造業が主流→事業遂行に巨大資本が必要
私有財産制の浸透途上=民間の巨大資本がない
イ 政府の立場
当時の状況をもとにした最適化
→政府が経営を遂行する=官営
=富国強兵スローガン
い 戦後;高度成長期
ア 背景
製造業全盛・民間資本の蓄積が進む
イ ビジネスプレイヤーの変化
大企業の独占(大きいだけで生き残る恐竜時代)
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