【法律相談とご依頼後全体の具体的な流れ】

法律相談をしたいと考えています。
その後,具体的な交渉や裁判などを依頼する場合,どのような流れになるのでしょうか。

1 事前に全体の流れを知っていただくことは安心感につながります
2 法律相談やその前後の具体的な流れ
3 解決に向けた具体的アクションの遂行(お引き受け後)

1 事前に全体の流れを知っていただくことは安心感につながります

代表弁護士三平聡史の写真

代表弁護士三平聡史

ご相談者,ご依頼者は,悩ましい問題を抱えていらっしゃるのが通常です。
弁護士の使命は,法律的な解決ですが,これだけでは足りません。
お客様に安心感を持ってもらうということが重要です。
安心感を持てるためには,『結果がどうなるのか』+『結果までの間はどう進むのか』を知っていただくことだと思います。
ここでは,法律相談から始まり,解決に至るまでの大まかな手続全体の流れを説明します。

2 法律相談やその前後の具体的な流れ

(1)法律相談のご予約

お客様からみずほ中央法律事務所にお電話やメール等で法律相談のご希望をお伝えください。
日程,対応事務所を調整し,法律相談のご予約をお取りします。
この際,お電話で弁護士が簡単なご案内を差し上げることもできます。
詳しくはこちら|お問い合わせ

(2)法律相談実施

みずほ中央法律事務所においでいただき,法律相談を実施します。
お客様は,重大な事情を抱え,大変不安になっていらっしゃることもありましょう。
法律相談にいらしている時点で,大変緊張されている方も多くいらっしゃいます。
弁護士は,そのような事情を踏まえ,丁寧に事情をお聞きし,分析・検討結果をできるだけ分かりやすくご説明します。

お答え,ご説明するのは次の4つです。

<法律相談で説明する結論>

・請求が認められるかどうか,その可能性
・実現するための具体的な解決手段
・解決に要する時間,費用
・みずほ中央法律事務所でお引き受けすることが可能かどうか

このような判断をするために必要な,具体的な事情,ご要望をよくお聞きします。
関連する資料があれば拝見します。
その上で,弁護士が丁寧にご説明します。

事情によっては出張相談という方法も可能です。
弁護士が訪問して法律相談を行うことも可能です;出張相談

なお,2回目意向の継続的な法律相談としてお受けすることも可能です。
また,事情によっては,弁護士がご相談者の所在の場所に赴く出張相談も可能です。
別項目;弁護士が訪問して法律相談を行うことも可能です
ご予約の連絡の際にご希望を仰ってください。

(3)費用お見積り

実際にお客様が手続を遂行するかどうか判断する際には金銭的なコストも非常に重要です。
みずほ中央法律事務所の費用の基準は決まっていますのでご覧ください。
弁護士費用

しかし,個別的事情によって,費用は違ってきます。

<お見積りに影響する個別的な事情の例>

・取るべき手段(手続)
・手続の組み合わせとタイミング
・手続遂行の難易度

ご相談においてお聞きした事情から,解決方法についての費用のお見積りを差し上げます。
平均的には法律相談の翌営業日には作成しております。

お見積りはとても重要なものです。
後からここに記載されているもの以外に請求するということはありません。
逆に,お見積りの中に『追加で必要になる可能性のある費用』を明示してあります。
みずほ中央法律事務所としても,慎重に検討してお見積りを作成します。
お客様もよくご覧になり,ご不明な点があれば,ご質問いただくようお願いしています。

(4)ご依頼,その内容についての判断

お客様において,具体的な手段を取るか,またどの手段を取るのか,等をお考えいただきます。
まだお悩みであったり,事情が変わったというような場合は,2度目以降の法律相談としてお受けすることも可能です。

(5)ご依頼の場合

お悩み解決に取り組みますご依頼される場合,その旨,みずほ中央法律事務所にお伝え下さい。
法律相談の時に,担当弁護士が直通のご連絡先をお伝えしてあります。
ご依頼の際は,委任契約書を作成しますので,お客様に確認,調印いただきます。
お見積りからの変更があれば反映させますし,変更がなければお見積りと同じ内容です。
お客様には再度ご確認いただくようお願いしています。
個別的に,進め方について,担当弁護士より説明致します。
改めてお打合せのためにご来所いただくこともあります。

3 解決に向けた具体的アクションの遂行(お引き受け後)

ご依頼をお引き受けした後,すみやかに解決の具体的アクションに着手します。
一般的には代理人交渉(通常は最初は書面による通知)や提訴その他裁判所への申立などを行います。

一般的な交渉裁判の流れはこのようになります。

(1)内容証明や訴状のドラフト(原案)を弁護士が作成

 ご依頼者に内容をご覧になって確認していただきます。
『どのようなことが行なわれているのか』を知っていただくことは安心感につながります。

(2)相手方に送付or裁判所に提出など

ご依頼者の了承があり次第,このような対外的アクションを遂行します。
裁判,交渉で外部に出す書面は代理人弁護士の名義です。
『ご依頼者への連絡を中止する』要求も明記します。

(3)裁判期日へ弁護士が出席/弁護士が代理人として交渉を遂行

調査チームなどの後方支援部隊裁判期日への出席(出廷)や相手方との交渉には,基本的にご依頼者の同席は不要です。
弁護士が代理人として遂行します。
また,相手方や裁判所からの連絡はすべて弁護士が窓口になります。
ご依頼者にご連絡が直接行く,ということはありません。
ご安心ください。
仮にご依頼者や関係者の証人尋問が実施される場合でも,みずほ中央法律事務所は万全の準備・対策を徹底します。
事前に弁護士がレクチャー・リハーサルを行ないます。
尋問中に緊張するのは,みずほ中央の弁護士にとって想定内
経験を踏まえた対応策をしっかりと身につけています。
詳しくはこちら|証人尋問|事前準備・法廷に行くまで|服装・持参品・法廷での待機
詳しくはこちら|証人尋問|スタート|人定質問・宣誓書朗読・尋問の順序・待機場所
詳しくはこちら|証人尋問|証言中|アクシデント・休廷・弁護士のフォロー

(4)裁判期日,代理人交渉の結果報告

弁護士が受電

スピーディーな連絡

裁判期日については,非常に重要です。
1回ごとに期日報告書を作成し,ご依頼者に送付or送信します。
裁判,代理人交渉ともに,裁判期日以外でもやりとりがあります。
相手方や裁判所からのリアクション(連絡)があり次第,ご依頼者に報告します。

(5)新たな状況,情報を元にした方針検討のためのお打ち合わせ

弁護士の作戦会議裁判期日での主張,立証,相手方との交渉結果によって,改めて方針検討をします。
最新の情報を元に,次の対応について,弁護士が最善手をご提案します。
改めてご依頼者に説明し,また,ご希望をお聞きします。
このように,ご依頼者と弁護士の共通認識を維持して二人三脚で進めていきます。
『どのようなことが行なわれているのか』『この先どのように進むのか』を理解いただくことは安心感につながります。

繰り返し

(6)最終解決

代表弁護士三平聡史和解成立や判決言渡などです。
ここでも,弁護士は,『どのような要因でこの結果を獲得できたのか』についてご説明しています。

実際には,複数の手続が並行したり,順に続いて進めたりすることもあります。
案件の種類ごとの典型的な手続については,それぞれの法律Q&Aでご説明しています。
いずれにしましても,お引き受けした後は,常に最善,最適な方法を弁護士が検討してガイド(ご提案)差し上げます。

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